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カテゴリ:読了本レビュー( 163 )
by へんりくせん |
Another ★★★★★
綾辻行人『Another』角川文庫
夜見山北中学三年三組に転校してきた榊原恒一は、何かに怯えているようなクラスの雰囲気に違和感を覚える。同級生で不思議な存在感を放つ美少女ミサキ・メイに惹かれ、接触を試みる恒一だが、謎はいっそう深まるばかり。そんな中、クラス委員長の桜木が凄惨な死を遂げた!
この“世界”ではいったい何が起きているのか!?
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こないだ買ってきた『Another』をさっき読了しました。
ということでかなーり久々の読了本レビューを書いてみたいと思います。
(写真は使い回しです、サーセン

本当に久しぶりの綾辻作品でしたが、前評判通りとても面白かったです。
星5つ付けちゃいましたが元ファンのひいき目という事でひとつ・・・

あらすじなどではホラーと書いてありますが
ミステリであると言ってしまっても良いと思います。
但し全ての事象にロジカルな回答が用意されているわけではないので
そこらへんは割り切って読んでもらう方がいいと思います。


さて本編の内容に触れたいところなんですが
そこはミステリ風ホラー(ホラー風ミステリでも可)なので
あまり突っ込んだ事を書いてしまうと面白さが半減してしまうのです。

ざっくり説明してしまうと、主人公が中学生の学園物ホラーで
学園七不思議系のようなストーリー展開なのですが
ところどころに伏線が張ってあって、きちんとミステリしています。

序盤はちょっと進行具合が遅いように感じられましたが
中盤あたりから怒涛の進行具合になってきてラストまで一気読みでした。


これからアニメ化&実写映画化が予定されていますので
気になる方はその前に文庫版を手に取ってみることをオススメします。
なぜならこの作品は結末を読んでから、改めて全体像を見ることでも楽しめる作品だからです。

作者があとがきでも書いていますが、これは綾辻行人の新たな代表作でしょう。
この作品はホラーとミステリの融合に成功しています。
ミステリを久しく読んでない人や、綾辻行人を読んだことが無い人に読んで欲しい作品です。
あ、きちんとどんでん返しも用意されているのでご安心を。


んでは最後にアニメ版『Another』のPV第1弾を貼っておきます。
とーぜん僕はアニメ見ますよ。
どういう風に映像化されるのかが楽しみですからね。
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by へんりくせん | by r_henriksen | 2011-11-28 03:49 | 読了本レビュー
問題児たちが異世界から来るそうですよ?-あら、魔王襲来のお知らせ?- ★★★★★
竜ノ湖太郎『問題児たちが異世界から来るそうですよ?-あら、魔王襲来のお知らせ?-』スニーカー文庫
【打倒!魔王!】を掲げた弱小チーム“ノーネーム”に届いたのは、北の“火龍誕生祭”への招待状。魔王襲来の予言があり、東のフロアマスターである白夜叉から参加を要請されたのだ。「それ、面白そう!」と黒ウサギを置いて北へ向かった問題児たちから「今日中に私たちを捕まえられなかったら、3人ともノーネームを脱退するから!」という手紙が!?な、何を言っちゃってるんですかお馬鹿あああ―――!!!どうする黒ウサギ!?
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えー「問題児シリーズ」の2巻です。
えっ、1巻まだ読んでないの?ダメダメそんなんじゃダメよ。
ということで、1巻のレビューはこちらをどーぞ。

まぁどんなお話なのかは1巻のレビューを読んでもらうということで。
2巻はついに魔王との直接対決と相成ります。
1巻ではやりたい放題だった問題児たちも
今回はそううまくはいかず・・・といった展開になっております。

いやー1巻に引き続きとても燃える展開で面白かったです。
相変わらず問題児その1は無双だし、問題児その2は成長するし
黒ウサギ&レティシアの能力が垣間見えるし、魔王との対決ですし。


なんというかこの作品は菊地秀行チックですね。
出てくるキャラクターが(一長一短ありますが)みんな強いんです。
あとストーリー的にもそれっぽいですね。
2巻ではとある伝承(と言うか歴史ネタ)が絡んできてるところとか。
そーゆーのに詳しい人だと一段と楽しめるはずです。

まぁあれだ、ほんと面白いから1巻2巻まとめて買っちゃいなよ!
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by へんりくせん | by r_henriksen | 2011-07-06 20:04 | 読了本レビュー
キミとは致命的なズレがある ★★★★★
赤月カケヤ『キミとは致命的なズレがある』ガガガ文庫
海里克也は保健室で目を覚ました。なぜここにいるのか?保険医の鏡司によると、階段で転んで気を失っていたらしい。・・・・・・覚えていない。十歳の時、大きな事故で両親と記憶を失ってしまった克也にはここ数年の記憶しかない。また記憶が消えてしまったのだろうか。「見えないモノが見えてないか?」そんな司の問いかけにドキリとする。―――自販機の陰から延びる少女の姿態―――突如現れ克也を責める不幸の手紙―――少女の死の映像と命を狩る指の感触。これは幻覚?それとも―――?
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帯がピカピカで僕の見苦しい指と携帯が写ってますね。
マジで読んでますよという証拠ということで勘弁してつかぁさい('A`)

ネットでも評判の良かったこの作品。
面白かったです、一気に読んでしまいました。
いやはやもうミステリとラノベの境界線なんて無いんだということを痛感。

あらすじを読んで頂けるとわかりますが、「広義の意味でのミステリ」です。
強いて言うならサイコサスペンスですかね。
まぁその辺はあまり深く考えずに読むほうが面白いと思います。


この作品、とても伏線の張り方がうまいです。
何気ないところにも「なるほど」と思わせる部分が多々あります。
伏線が回収されるときにカタルシスを感じる人にはたまらないと思います。

文章力もあると思いますし、キャラクターもなかなか良いと思います。
何よりこの作品には一気に最後まで読ませる力があります。

僕はこーゆー作品を読みたいと常々思っていました。
見事期待に応えてくれましたし、これがデビュー作ということでこれからの期待を込めて星5つです。

気になる人は絶対読んだ方が良いです。
そして購入したら最後まで読んでみてください。
きっと面白かったと思うはずです。

ただ評判の割に冊数刷ってないみたいなんで
今だとちょっと書店では手に入りづらいかもしれません・・・
見つけたら買いですぜ!
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by へんりくせん | by r_henriksen | 2011-05-31 21:06 | 読了本レビュー
問題児たちが異世界から来るそうですよ? ★★★★★
竜ノ湖太郎『問題児たちが異世界から来るそうですよ?-YES!ウサギが呼びました!-』スニーカー文庫
世界に飽きていた逆廻十六夜に届いた一通の招待状。『全てを捨て、“箱庭”に来られたし』と書かれた手紙を読んだ瞬間―――完全無欠な異世界にいました!そこには猫を連れた無口な少女と高飛車なお嬢さま、そして彼らを呼んだ張本人の黒ウサギ。ウサギが箱庭世界のルールを説明しているさなか「魔王を倒そうぜ!」と十六夜が言い出して!?そんなこと黒ウサギは頼んでないのですがっ!!超問題児3人と黒ウサギの明日はどっちだ!
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凄く面白いラノベ見つけました、久しぶりに。
新人さんです、青田買いしたければ今のうちにご購入をオススメします。

えーと、あらすじを読むとよくある異世界物です。
表紙と挿絵もポップでキャッチーなよくあるラノベっぽいのですが
内容は結構ガチなラノベです。

設定がとてもよくできていて
キャラクターもわかりやすい。
謎の力を持った俺TUEEEE系主人公と
脇を固める成長系ヒロイン二人が異世界で冒険する感じです。
文章がとても読みやすいのも好感が持てます。


いやもうほんと設定が凄く良いですね。
シリーズ化を予定しているのも当然だと思います。
もしかしたらスニーカーの新しい柱の一つになるんじゃないだろうか?

あらすじや表紙に騙されると損します。
新人だから出荷数も少ないみたいで各地の本屋では売り切れてるところが多いそうです。
異世界冒険物が好きな人ならきっと気に入っていただけると思います。
これからの期待の意味を込めて星5つつけたいと思います。
マジ面白いので次巻が楽しみだ・・・
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by へんりくせん | by r_henriksen | 2011-04-07 20:26 | 読了本レビュー
パニッシュメント ★★★★
江波光則『パニッシュメント』ガガガ文庫
高校生・郁には何かの拍子に「誰かを殺しそうな顔」をしてしまう瞬間がある。それが新興宗教の教祖をしている父親と関連があるのかどうかは不明・・・。父親とは長年離れて暮らし、存在を「ないもの」としているが、幼馴染の女子高生・常盤の母親がその宗教に傾倒していることに対し、本当の事実を告げられない。何も知らず、接してくる常盤に複雑な感情を抱いてしまう郁。一方でクラスメイトの謎めいた占い少女・七瀬がなぜか、アプローチを仕掛けてくるが、実は、行くと父親に関しての秘密を知っているらしく・・・・・・
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ネットでの評判が良かったので買いました。
2月の新刊ですが、ぶっちゃけ作者も知らなかったしガガガ自体結構スルー気味でした。

とりあえず書いておかないといけないこと。
それはこの作品が表紙&帯詐欺だということ。
ネタバレ気味になってしまうのであまり突っ込んで書けないのですが
表紙や挿絵、帯やあらすじを読んでこの作品を判断するのは早計というものです。


・・・と、いつもならここで作品内容に触れるところですが
もしこの作品を買おうと思ってる人がこのレビューを見てしまうと
面白さが半減してしまうような気がするんですよねぇ。

って、レビューにも何にもなってない気がしますが
どうしてもレビューが見てみたいという方は適当にググって・・・
投げっぱなしすぎてすいません('A`)


とりあえず僕は作者が気に入ったので
デビュー作の『ストレンジボイス』も購入してみました。
近日中に読んでみたいと思います。




蛇足で書いておきますと
ハッピーハッピーで明るいラブコメなんてジャンルじゃありません。
それだけ気を付けてもらえればよいかと。
やっぱり僕は暗い雰囲気の作品好きなんだなぁ・・・
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by へんりくせん | by r_henriksen | 2011-03-03 11:11 | 読了本レビュー
連続殺人鬼カエル男 ★★★★
中山七里『連続殺人鬼カエル男』宝島社文庫
口にフックをかけられ、マンションの13階からぶら下げられた女性の全裸死体。傍らには子供が書いたような稚拙な犯行声明文。街を恐怖と混乱の渦に陥れる殺人鬼「カエル男」による最初の犯行だった。警察の捜査が進展しないなか、第二、第三と殺人事件が発生し、街中はパニックに・・・・・・。無秩序に猟奇的な殺人を続けるカエル男の目的とは?正体とは?警察は犯人をとめることができるのか!?
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書店で『アクセルワールド』7巻を買う時に衝動買いしました。
衝動買いのポイントは
●帯の紹介分が敬愛する島田荘司だった。
●サイコパス物っぽかった。
●タイトル&装丁がイカす。

で、衝動買いしてみた結果がどうだったかというと
評価で星を3つにするか4つにするか迷ったという結果に。
何故迷ったかというのは後述。


本書は新本格っぽいミステリです。
随所に伏線が散りばめられていて
そのへんを推理しながら読むのはとても楽しいですし
全て読み終わってからもう一度読み返すとまた面白いかもしれません。

そして、この作品をただのサイコパス物と侮るなかれ。
刑法第39条の存在意義とは。
心神喪失とはどういうことなのか。
犯罪被害者の正義とは一体何なのか。
といったような事柄が作品中に散りばめられていてとても面白いです。


しかし、評価をつけるにあたって迷った部分としては
少し非現実的(というか想像するとちょっと苦しい)部分があるのと
暴力的なシーン(残酷描写とはまた別)が受け入れづらいかもという部分です。
暴力的なシーンに関してはちょっと頻発するのでお腹一杯になります。

あとこれは個人的なことですが
僕は展開と犯人が予想できてしまいました。
(予想が当たっても全然嬉しくないんですけどね)

まぁそんなことを差し引いても、この作品なかなか面白いです。
あらすじを読んで興味がわいた人にはオススメできます。
特にミステリにすれてない人にはオススメです。


しかしねぇ・・・帯の紹介分やなんやで「どんでん返しがある!」って
書くのはどうかと思うんですよね。
そんなこと書く必要あんの?と毎回思ってしまうのです(´・ω・`)
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by へんりくせん | by r_henriksen | 2011-02-14 21:34 | 読了本レビュー
ココロコネクト ヒトランダム ★★★★
庵田定夏『ココロコネクト ヒトランダム』ファミ通文庫
文研部に所属する五人、八重樫太一・永瀬伊織・稲葉姫子・桐山唯・青木義文は、奇妙な現象に直面していた。前触れなく起こった青木と唯の“人格入れ替わり”。それは次々と部員全員に襲いかかり、彼らを異常な日常に放り込む。戸惑いつつもどこかその状況を楽しむ太一たちだったが、心の連鎖は彼らの秘めた心の傷をも浮かび上がらせ・・・・・・。平穏が崩れたその時、五人の関係は形を変える!
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えー、軽く引っ張ってたレビュー本はこの作品でした。
只今4巻まで出ていますがこのレビューは1巻のヒトランダムだけということでお願いします。


ということで、僕が一番最初に気になったのは作者のペンネームでした。
「この作者絶対プロレス好きだな!」と店頭で思ったんですが
あとがき等コメントを読むとまさにその通りでした。
理由がわかる人は買いなさい。
理由がわからなかった人も買うといいわ。


閑話休題。
この作品はジャンル的に言うと青春小説ですかねぇ。
ただしそこは普通の青春小説ではなく
あらすじを読むと分かるようにちょっとしたSFになっております。

人格入れ替わり物は今どき珍しくもないですが
思春期の感情が上手く書けていると思いますし
実に哲学的な部分もありとても面白かったです。

思春期真っ最中の人にも
思春期に良い思い出があった人にも
悪い思い出があった人にもオススメできる作品です。


この1巻(ヒトランダム)をベースにしてそこから始まる物語なので
気になった人は是非続きをお買い求めて欲しいと思います。
今ならキャンペーン中ですのでチャンスかもですよ?

余談ですがイラスト担当は京都アニメーションの某氏と言われてます。
(前にもこの話題は取り上げましたねぇ・・・)
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by へんりくせん | by r_henriksen | 2011-01-31 21:58 | 読了本レビュー
二年四組交換日記 ★★★★
朝田雅康『二年四組交換日記-腐ったリンゴはくさらない-』スーパーダッシュ文庫
私立伯東高校。問題児ばかりで構成されたクラス、それが二年四組だ。クラスのボスである委員長は強権を発動し「皆の心をひとつにする」ために交換日記を開始する。日記は誰が書いているのかわからないようにされ、登場するクラスメイトも属性に基づく異名や派閥で表現される。日記には予想外の事件や恋が描かれて・・・・・・?
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えー読んでからちょっと間が空きましたがレビューでございます。
この本は次回レビュー予定の作品を探しに行ったときに
某書店で平積みにしてあって、ちらっと見てみたら面白そうだったので購入したのです。


この作品はあらすじを読めばわかるように、登場人物の名前が最初はわかりません。
基本的にすべての人物の名前はニックネームのようなもので記述されています。
しかも交換日記という体裁をとっているので、章毎に書いている人物が違います。
当然その章も誰が書いているかはわかりづらくなっています。

文章を読み進めると本名が徐々にわかってくるのはとても面白い試みだと思います。
中学生に国語の教材として渡したら楽しんでくれそうな感じですね。
おっと、別に大人でも楽しめますよ?


本書には二年四組一覧表が付いていますし(HPではpdfでも公開しているので印刷して使用するが吉
全ての人物にキャラ絵がありますので、それほどわかりづらくはありません。
実際一覧表を埋めるだけなら中盤ぐらいで埋めることができると思います。

と、これだけ書くとニックネームと本名を照らし合わせるパズル小説のようですが
交換日記の中では色々な出来事が起こっており
その出来事が色々な感じでクロスしてくるのもこの作品の醍醐味だと思います。


登場人物のキャラが立っていて良い感じですし
一覧表を埋めてから二度目を読み返すと、また違った楽しさがあると思います。
僕は当然上記のpdfを印刷して、読みながら一覧表を埋めましたよ。
こういう感じの楽しさを味わう小説は久々に読みました。

まぁちょっとこの作品はアイデア勝負といった感が強いので
作者の次の作品が楽しみです。
期待も込めて星4つですかね。
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by へんりくせん | by r_henriksen | 2011-01-28 14:39 | 読了本レビュー
月見月理解の探偵殺人 ★★★★
明月千里『月見月理解の探偵殺人』GA文庫
「どうしたんだ、暗い顔して。またちゅーでもしてやろうか?」
「全部君が原因だよっ!」
都築初のクラスに車椅子の少女が現れた。唯我独尊な態度で周囲を圧倒する、その美しい少女の名は月見月理解。
彼女は、ネット上のチャット参加型推理ゲーム≪探偵殺人ゲーム≫の伝説的なプレイヤーにして、大財閥・月見月家の探偵でもあった。
「この学校に、人殺しがいる」
理解は、初に調査の協力を求めると共に、無視できない、ひとつの勝負を持ちかけてきた!第1回GA文庫大賞・奨励賞、一番の問題作が登場!
「ならば今度も俺様を殺してみるがいい。それでは―――≪探偵殺人ゲーム≫を始めよう」
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えーとこないだ買ってきた『月見月理解の探偵殺人』のレビューでございます。
とりあえず3巻まで読みましたがこのレビューは1巻のものになります。

主人公がワトソン役として探偵と行動を共にするという
ミステリとしては王道のストーリーになっていますが
そこはそれ、ちょっと普通のミステリとは違うところがあります。

「真実」とは何か?
その「真実」を知ることは幸せなのか?
「真実」を知ってしまったらどうなるのか?
というような人間の心の葛藤をうまく書いていると思います。

というか、上でミステリと書いておきながらなんですが
この小説はミステリに分類してしまうのはちょっと違うかもしれません。
まぁそれでもやはりミステリ調なのには違いないのであまりネタバレはしない方向で。

登場人物に触れておくと、主人公の都築初は典型的なワトソン役という感じです。
が、それだけではない何かがあるのはお約束というやつです。
探偵である月見月理解はそれはもうぶっ飛んだドMにはたまらないキャラクターです。
他にも何人か登場人物はいますが、一筋縄ではいかない側面を持っていて
物語の重厚感を出してくれています。

なお≪探偵殺人ゲーム≫というものが出てきますが
ぶっちゃけるとこれはあまり本編で追及されません。
ゲーム小説的な部分は期待しない方が良いと思われます。


2・3巻も読みましたがなかなか面白いシリーズになっていて
人物やストーリーにもまだまだこれからという部分があり期待できます。
多少ややこしい部分もありますが、文章力もありこれから期待できる作家だと思います。
4巻は間違いなく出版されるので、これから追いかけていくシリーズが増えました。



と、マジメなレビューはここまでにして。
イラスト担当のmebaeは『シュガーダーク』のイラストも担当してたんですね。
それとアニメーターもやってて『ブラック★ロックシューター』にも関わってるそーな。
『シュガーダーク』とはまた雰囲気が全然違うんですが
『月見月理解の探偵殺人』の表紙はどれもこうなんというか扇情的というか・・・
特に3巻の表紙は一般人ドン引きでございます。
肌色率多いのでここには写真載せません。
気になる奴はググるとかAmazonで勝手に探せや!ヽ(`Д´)ノ
・・・ってよく考えたら買ってきた時の写真でチラッと見えてるな。
まぁいいや(開き直った
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by へんりくせん | by r_henriksen | 2010-11-01 09:47 | 読了本レビュー
ロードムービー ★★★★★
辻村深月『ロードムービー』講談社ノベルス
運動も勉強も得意な、学年の人気者トシと、
万引きをしたという噂を持つ、気の弱いワタル。
親しくなった二人に対して、クラスの雰囲気は冷たくなるばかり。
トシまで周囲から孤立してしまい、ワタルも予期せぬ問題に直面する。
ワタルを助けたい――――――トシは、
二人で町を出る計画を立てて・・・・・・。
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めちゃくちゃ久しぶりの読了本レビューです。
なんだかめんどくさくて全然書いてなかったんですが
この本読んだら書きたくなっちゃったので書きました(なにそれ

ということで、辻村深月『ロードムービー』です。
この作品は以前ハードカバーで出版されているのですが
短編「トーキョー語り」と書下ろし「街灯」を収録しノベルスで出版されました。


まず最初にご注意。
辻村深月ワールドでは登場人物がリンクしている場合があります。
この作品も例に漏れず他の作品とリンクしている登場人物がいます。
『ロードムービー』だけ読んでも十分楽しめるとは思いますが
『冷たい校舎の時は止まる』(ネタバレなので伏字)を読んでいると120%楽しめます。

収録されている5作品すべて面白かったのですが
僕は『道の先』と『トーキョー語り』が中でも気に入りました。

『道の先』を読んでから『トーキョー語り』を読んでいると
ちょっと気になる事柄が出てくるのですが
すべてわかった時に涙が零れてしまいそうになりました。
小説読んでて泣きそうになることなんてめったにないのにねぇ。

『トーキョー語り』はハードカバーには収録されていないので
ハードカバーしか読んでない人にも是非読んでいただきたいです。
きっと僕と同じ感動を味わえるのではないかと思います。


ああ、やっぱり辻村深月はいいなぁ・・・
文庫で出版されてる作品全部揃えたくなってきた。
んで、死ぬ前に一気に全部読み返すんだ。
そしたらきっと幸せな気持ちで死んでいけるんじゃないかと思う。
まぁちょっと大げさだし、当分死ぬ予定もありませんがね(笑

なぜこんなに良い作家なのにあまり評価されてないのかわかりませんが
きっといつの日か評価されるんじゃないかなと思ってます。
直木賞候補にもあがりましたし、いつの日か直木賞を取ってもらいたいものです。

毎回こんなこと書いてる気がするけど
マジ騙されたと思って『冷たい校舎の時は止まる』を買って読んでみてくださいよ。
気に入ったら出版順に購入して読んでみてくださいよ。
絶対面白いですから( `・ω・´)
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by へんりくせん | by r_henriksen | 2010-09-15 01:00 | 読了本レビュー
なかのひと Firefox3 Meter